2011年7月6日水曜日

9月14日(火)サンフランシスコと云う街

・朝起きて散歩した。サンフランシスコの朝は、シャツだけでは寒いほどであった。あわててジャケットを取りに戻ってから街歩きをした。一番の収穫は、イタリア人の年寄りが経営する小さな萬屋のような店だった。一見すると中が薄暗くてチョット入りにくい雰囲気だったが、朝からやっていて入り口の横には小さなテーブルと椅子が二つ並んでいた。奥の方はボトルに入った飲み物や、どこにでもあるスナック売り場だったが、入り口の近くには何種類ものパンや、その他に色々なウマそうなイタリアの食材がケースに入って並んでいる。どうやら量り売りのようだった。一瞬、売れ残りの古いものではと思ったが食べてみることにした。まずパンをローストしてバターを塗ってもらう。店番は子供だったが、ハムとソーセージ、ピクルスとチーズが入ったオリーブ漬けを、ほんの少しだけ入れてもらう。イタリアン・コーヒーは自分でカップに注ぐ。全部で$6位だった。外のテーブルで食べたところ、正直、病みつきになるとおもうほど美味かった。隣のテーブルでは、常連らしいおっさんが新聞を読みながら店主と話をしている。パンが香ばしくコリコリとして、パン自体が美味しいと思ったのはアメリカに来て初めてだった。サンフランシスコにいた3日間、朝食は必ずここで食べた位だった。帰り道は既に日が登って暑いくらいだった。


・アメリカ人はよくもまあ、皆、毎日、同じようなものばかり食べて、同じようなスタイルの生活を送っているように見える。それでいて良く飽きないものと思う。売り物は、時間を掛けて進化を続けた結果だと思うが、それぞれが一つの究極の理想に到達してしまったかのようだ。従って、店が違ってもどこでも同じものを売っている。そしてそれを皆が買っていくのである。それ以外の物では、満足できなかいの様である。どこのスーパーストアを覗いても、同じようなものを売っている。何処の雑貨屋さんを覗いても、同じような趣味の悪い原色の造花を売っている。少なくとも食事に関しては、日本人には楽しみが少ないような気がするが、家庭の中では違ったものを食べているのだろうか。


・今日、はじめてコイン・ランドリーを利用した。本当にいろいろな人が利用しているので驚いてしまう。洗剤$1、柔軟剤$1、洗い$2、乾燥40$2で、大量に洗っても全部で$6位だった。24枚と大量のコインが必要だが、入り口に側に両替機がある。客の中には、洗剤を自前で持ってくる人が多いので、旅行者らしくないのだが何者かは不明である。皆、当たり前だが車に乗ってやってくる。しかし、着るものを入れてセットすると、さっさと行ってしまう。店の前には、10分位しか駐車出来ないようだった。

0 件のコメント:

コメントを投稿